21.01.27
WATCH
セイコースタイルとは
皆さんこんにちは!!
今回はグランドセイコーの時計がどれほどいい時計なのかを知っていただくために、グランドセイコーを初めて知る方、今から知る方にはぜひ見ていただきたいブログです!!
また、知っている方、愛用していただいている方にはさらに好きになってもらえるような内容です(^^)
みなさんがよく耳にする
“セイコースタイル”
について皆さんに紹介していきます!!!!
磨き抜かれた品格
1960年12月。グランドセイコーは、世界最高級の腕時計を作り出す決意から誕生しました。
以来、「正確さ」「美しさ」「見やすさ」そして「長く愛用でき」「使いやすいこと」を腕時計の本質と捉え、追求し続けています。
“セイコースタイル”が生まれることとなった、1967年に発表したモデル「44GS」を紐解くことで、日本ならではの意匠をもつグランドセイコーの魅力を知ることができます。
44GS(1967年発売)
第二精工舎(現セイコーインスツル)製造として初めてのグランドセイコー。5振動の手巻時計として当時、最高精度に調整したモデルであり、現代まで連綿と受け継がれているデザイン理念「セイコースタイル」によって実現された最初のモデル。
1967年(昭和42年)
“セイコースタイル”を確立したモデル「44GS」発売
多くの人の心を動かす「燦然と輝くウオッチ」を目指した「44GS」は、3つのデザイン方針を規定してデザインされました。
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Policy1
平面を主体として、平面と二次曲面からなるデザイン。三次曲面は原則として採り入れない。
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Policy2
ケース・ダイヤル・針のすべてにわたって極力平面部の面積を多くする。
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Policy3
各面は原則として鏡面とし、その鏡面からは極力歪みをなくす。
9つのデザイン要素
3つのデザイン方針をもとに「44GS」で実現させたのが下記の9つのデザイン要素です。
1. 他のインデックスの2倍の幅を持つ12時インデックス
2倍体の12時インデックスにより、12時-6時の縦のラインを強調することで、時刻を読み取りやすくしています。
2. 多面カットのインデックス
多面カットになっているインデックスが美しくきらめくとともに正確な時を知らせています。
3. 鏡面研磨されたガラス縁上面
歪みがなく平滑な鏡面は、ザラツ研磨によって平面の歪みをなくし、平面と斜面のつなぎ目のエッジをしっかりと際立たせています。
4. 鏡面研磨されたケース平面
鏡面の平面が多い立体にすることで、硬く鋭い印象を作り出し、燦然と輝くケースを実現しています。
5. 半ば胴に埋めたりゅうず
半ば胴に埋まるポジションに収まったりゅうずは、手首が細くても太くても心地よい装着感を得ることができます。
6. フラットダイヤル
フラットダイヤルは、インデックスと針、それぞれを際立たせるために徹底的に検証されたデザインです。
7. 多面カットの太い時分針
時分針を多面カットにすることによって、針が美しくきらめくとともに高い視認性を確保しています。
8. 接線サイドライン
接線サイドラインが大きな曲線を描くことで、 造形の鋭い印象を和らげています。
9. 逆斜面形状のベゼル側面とケース側面
逆斜面形状のベゼル側面とケース側面は、美しい影をつくり、表現ある輝きを演出します。また薄さを感じさせる形状にもなっています。
時計の本質を追求する“セイコースタイル”
「44GS」で確立した”セイコースタイル”をもとに作られるグランドセイコーは、日本の美を紡ぎ出したデザインとも言えます。私たち日本人は「光」に心を配り、光と影の間に無数のグラデーションを感じ取ります。
影を光と同じように愛し、光との調和によってどのような表情が現われるかを大切にしています。
そのような抒情感を持ち合わせた日本人が、光と影が最も美しく現れるフィールドとして古来より取り入れてきたのが、歪みや捻じれのない平面です。
和の様式である「屏風」や「障子」などは、直線と平面を主体に構成されていながら、光と影が織り成す無数の表情を生み出す構造になっています。
グランドセイコーの良さをご理解いただけましたでしょうか??
まだまだ良さは伝えきれてませんので、店頭でさらにグランドセイコーの良さをお伝えできればと思います!!
ぜひ、ジュエリーパリでみなさんのご来店をお待ちしております!!(^O^)/
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