高級時計はいる？いらない？

スマホや、携帯電話を1人一台当たり前に持ち歩く時代に、高級時計は必要なのでしょうか？

時間を見たければ、この時代至る所に壁掛け時計があり、それが無ければ携帯を見れば良い…

車に乗っていれば車内に必ず時間を確認できるものはあるはずです。

腕時計が便利な道具であれば、国産の物で1万円以内で、電波時計が買えるし、その気になれば100円均一でも、腕時計は買える時代です。

ですが、近年では過去類をみないほど高級時計市場は拡大しています。大手ショッピングモールではの腕時計ジャンルの2018年売上高は昨年対比１２０％を超えており、高級腕時計需要が拡大している事がわかります。

ではなぜ高級時計を買うのか、今回はそれを考えてみたいと思います。

 

・高級時計＝成功者

「高級腕時計を着けていると成功する」「高級腕時計を買わないといつまでも半人前」

こういった意見は極論だし、必ずしも高級腕時計を着けている＝成功者ではありません。

しかしながら、メディアや周囲で「憧れられる」存在の人は、みんなステキな高級腕時計を着けているな、といった印象を受けます。

2020年コロナウィルスの被害に遭われて他界された「志村けん」さんも、フランクミュラーの愛用者でした。また、大人気タレントの「木村拓哉」さんも、時計好きで、当社の取扱ブランドの多くを身に着けているところをよく見ます。

海外でも「ブラットピット」さんや、「ジョニーデップ」さん、元サッカー選手の「ベッカム」さんも時計の愛好家として知られています。

こう言った成功者達が高級時計を愛用し、それを見たファンなどが、それに憧れ着用するのは自然の流れです。

 

 

・ビジネスマナー

あなたがもし営業の仕事をしていて、時間を確認したい時、クライアントの目の前でポケットに手を突っ込んでスマホを開いて時間を見れますか？？

以前は、腕時計を買いに来る方々は一部の腕時計ファンの方や、俗に言うお金持ちの方々が多かったのですが、最近では20代前半の方でも多くお買い上げになられます。

その方々の話を聞くと「会社の先輩に勧められた」や、「社会人としての常識」など、ビジネス上での着用の為に必要とされています。

「若い者が、高級時計をつけて生意気な！！」の時代は終わりました。

高級時計を付けている→仕事ができる→この人なら頼れる、と言った時代になっています。

 

 

・コミュニケーションツールとして

お客様との会話でよく耳にするのが、「この時計をつけるようになってから、よく声をかけられます」や、「この時計がきっかけで会話が盛り上がりました」など、話題のきっかけになる事が多いようです。

世の中には想像より多くの腕時計ファンがいます。自分が好きなブランドや、次に欲しいと思っている時計を付けている人が近くにいたら、ついつい話しかけてしまいますよね？？

中には、カルティエの時計を付け出してから、今まで話もした事のない同僚の女性から声をかけられた！など、様々なチャンスが広がります。

 

 

・永遠の価値観

皆さんの身の回りで、10年、20年、30年、変わらずずっと愛用できるものはございますか？

家電製品？ブランドのバック？洋服？車？

30年レベルで見るとそんなアイテムを探すのはとても難しいですよね。

機械式時計とは、ちゃんとしたメンテナンスを受け続ければ、半永久的にご愛用が可能です。しかもその中の多くが、流行などに流されず、いつの時代でも高いステータスで、おしゃれにお使いいただけます。

何百万円もする車は、よく乗れて10年？15年？

高いお金で買ったブランドの洋服も2.3年後には過去のデザイン…

なんて事もよくあるはずです。

自分が20代で頑張って買った時計を、息子様の20歳の誕生日にプレゼントする。そしてまたその時計をお孫様が着けて。なんてロマンのある使い方もできてしまいます。

 

 

・自身のステータス、モチベーションに

「100万円とかする時計買う人ってバカなの？」って言われた事があります。そう言われる方の気持ちもわかります。生活していく中で必須アイテムでも無いものにそこまでお金をかけたく無い方も多くいると思います。

ですが、若い時にそう言っていた方が、30代、40代となった時に、ぴょっこり購入に来店される場合もあります。

年齢を加えるに連れお仕事や、生活が安定し、買い物や趣味の選択肢にも余裕が出てきたのかもしれませんね。

お金持ちの家に絵画や、壺など骨董品が飾ってあるように、高価な時計を身につけるのは、それまでご自身が頑張ってきた証であり、そのご褒美なのかもしれませんね。

 

 

 

高級時計を買う方10人いたら10通りの理由があると思います。単純に、「カッコいいから」、「おしゃれだから」、「高い時計を付けているとモテそう」など、わかりやすいきっかけでもいいと思います。物への価値観は、人それぞれであり、決して押し付ける物ではありませんが、時計に興味のなかった方がこれを読み、少しでも心が動いてくれたら嬉しいです。

そして是非ご試着をしてみてください。一度ご自身の腕につけてみると、高級時計の良さが伝わるはずです。