20.10.12
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TAG Heuer CARRERA
皆様こんにちは!!
タグホイヤーを代表するアイコンモデル【CARRERA】カレラ
のご紹介をさせていただきます。
タグホイヤーをメジャーブランドへと押し上げる原動力となったモデルが、1963年にリリースされた「カレラ」ともいえるでしょう。
1963年に開発され、翌年に発売されたこのモデルは、
タグ・ホイヤーの創業者エドワード・ホイヤー氏から数えて4代目にあたり、
元名誉会長でもあるジャック・ホイヤー氏の手によって、この世に生を受けました。
実は、”カレラ”の名前の由来になった、カーレース史上、伝説的な耐久ロードレースがあったこと、皆様はご存知でしょうか?
その名も「カレラ・パン・アメリカーナ・メキシコ」
今回は、この伝説的レース「カレラ・パン・アメリカーナ・メキシコ」について、少しお話させて頂きます
1950~1954年に行われた、アメリカ~メキシコ間を走破する公道レースで、
アメリカの隣国という土地柄であるメキシコの荒れた大地を、
アメリカの大排気量セダン(キャでラック、リンカーン、パッカードなど)と、
ヨーロッパのスポーツカー(メルセデス・ベンツ、フェラーリ、ポルシェなど)が走りまわるという、
他の公道レースには無い、ダイナミックさが魅力でした!
平野部の延々と続く曲線区間と、3000mを超える山岳部の曲がりくねった未舗装道路など、
コース状況は変化に富み、人車とも、タフでなければ走りきれない事から
「世界でもっとも過酷なレース」と言われていた程のレースなんです!
その過酷さ故、
年々、激しさと華やかさが増していったものの
毎年ドライバーの死亡事故が起きるなど、危険なレースであったため、
1954年を最後として、メキシコ政府はレースの開催を中止しました。
大会が打ち切られた原因は、前述のレースそのものの危険性の他に、
翌年1955年に、、、
”ル・マン24時間レース”で発生した、
80名以上の死亡者を出すという、自動車レース史上最大の大惨事による影響
とも語られていますが、想像の域を超えません。
世界三大レースと言われている
◎F1世界選手権の「モナコグランプリ」
◎インディーカの「インディ500」
◎「ル・マン24時間レース」
この歴史的レースとは別に、自動車史に名を残したのが、
「カレラ・パン・アメリカーナ・メキシコ」。
そして、この伝説的なレース「カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ」から名付けられ、
タグ・ホイヤーの現名誉会長 ジャック・ホイヤーが
レーシングドライバー達のために開発し、
その視 認性の高さと信頼性から世界中のトップ・レーシングドライバーから絶賛された
「カレラ」
以来50年以上にわた り「タグ・ホイヤー カレラ」は
その伝統と遺産を受け継ぎながら、進化をし続けているのです。
モーターレースの歴史は、タグ・ホイヤー無しでは語れない!
と言ったところでしょうか。
自動車ファンの方はご存知かとは思いますが、
ポルシェ911「カレラ」のネーミングも
伝説のレース「カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ」が名前の由来になっているんですね!!!
今年はなんとタグホイヤー160周年!!
記念すべき年に、アイコニックなウォッチを*
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