25.02.01
WATCH
TUDORとROLEXの違いは?
本日は、ハンス・ウイルスドルフさんが創立した時計ブランド『ROLEX』及び『TUDOR』の時計の違いについて紹介していきたいと思います!
私自身TUDORスタッフとして、日頃TUDORとROLEXはファミリーブランドです、とよく接客でも使わせていただいておりますが、意外と皆様が知らなかったりする違いがあったりするので、今日はそういった部分を紹介出来ればと思います。
是非、最後までご覧いただき、新たな発見をしてみてください!
まず始めに、全モデル共通して違う点を5点紹介します!
ブランド | TUDOR | ROLEX |
素材(SS) | 316L | 904L |
針 | スノーフレーク針(イカ針) | メルセデス(ベンツ針) |
夜光塗料 | ルミノバ | クロマライト |
※精度 | -2秒~+4秒 | -2秒~+2秒 |
※ベゼル | アルミ | セラミック |
※出荷基準として サイズ径が小さいモデルは異なる。(TUDOR)
※ROLEX、TUDOR一部シリーズモデル除く。
皆様はいくつ知っていましたか?知っていた事もあれば知らなかった事もあったと思います。
同じステンレスの素材でもやはりROLEXが使っている904Lというのは宇宙工学にも使用されるような高品質なステンレスを採用しております。
では、TUDORの素材はどうかというと決して劣っているわけではありません。TUDORが採用している316Lというのは医療用メスなどに使用されている信頼性の高いサージカルステンレスのため、こちらも非常に優れたステンレス素材です。
こういった違いからROLEXとTUDORには価格差があるのだと思います。
あとはTUDORの象徴でもあるスノーフレーク針。通称“イカ針”はTUDORにとっては大きな意味、存在感がありますね!
続きまして、モデル別でよく聞かれる時計の違いを2モデル紹介したいと思います。
TUDORの顔とも言えるこちらのモデル『BLACK BAY』でございます。
こちらのモデルは、実際にお客様からもよくROLEXのサブマリーナーに似ていると言われます。
確かにデザインも似ており、ダイバーズウォッチですし、サイズ径も41mmと似ている部分もあります。
ただ、TUDORの最大の魅力は、『マスター クロノメーター』と『ブレスレット』です!
今では、時計ブランドは本当にたくさんあると思いますが、このマスター クロノメーター認定を取得しているブランドは、わずか2つしかありません。その内の一つがTUDORでございます。
それだけでもすごいことだと思いませんか?
さらにこのBLACK BAYに採用された5列ブレスレットも特徴です。ダイバーズウォッチにラグジュアリー感のある5列ブレスレットを採用しているのは、まさに「Born to Dare(挑戦者の精神)」が垣間見えるモデルだと思います!
もうひとつはこちらのモデル『RANGER』です。
こちらもよくお客様からROLEXのエクスプローラーⅠに似ていると言われるモデルです。
見た目のデザインや、時計が誕生した歴史的背景もよく似ております。
しかし、こちらのモデルの最大の魅力は、『矢印針』と『文字盤の色味』です!
先ほど、お伝えしたTUDORの特徴でもあるスノーフレーク針ですが、こちらのモデルには採用しておりません。だからこそ歴史的背景から意味のある矢印針になっております。
あとは、文字盤の色味ですね。TUDORは古き良き伝統を重んじるブランドであり、文字盤は真っ白ではなく、少し陽に焼けたようなクリーム色にあえてなっております。
TUDORの時計を感じられるモデルではないでしょうか。
以上が今回ファミリーブランドであるROLEXとTUDORの違いとよく比較されるモデル2選でした。
まだまだ紹介しきれていないモデルもありますが、是非店頭にて実機をご覧になってください。
店頭でお待ちしております。
カテゴリー:
WATCH
TUDOR