24.10.15
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マスタークロノメーターについて
マスタークロノメーターについて
本日はチューダーのモデルでも続々と採用されているマスタークロノメーターについて詳しくご紹介させていただきます!
METASによるマスタークロノメーターは、包括的な認証制度として精度、耐磁性、防水性、パワーリザーブなど、機械式時計に求められる主たる機能特性を検査対象としています。その基準は精度一つとっても極めて高く、認定を得るためにはケーシングされた時計の日差が5秒以内(0~+5秒)でなければなりません。これは、スイス公認クロノメーター(COSC)が定めるムーブメントの状態における日差-4秒から+6秒の基準よりも5秒も厳しい上、チューダーがマニュファクチュール ムーブメント搭載の完成品に対して独自に定める日差-2秒から+4秒という基準よりも1秒少なくなっています。
COSC -4~+6(10秒)
TUDOR -2~+4(6秒)
METAS 0~+5(5秒)
マスタークロノメーター認証を受ける上で必要になる2つの前提条件というものがあり、
・“Swiss Made”法令の要件に則り製造されていること
・COSC認定を取得したムーブメントを搭載していること
この2つの条件をクリアできた時計のみがマスタークロノメーターの検査に進むことが出来ます。
よく勘違いされてしまうクロノメーターとマスタークロノメーターの違いについてになりますが、
クロノメーターはムーブメント自体の精度認定
マスタークロノメーターはムーブメントを組み込んだ時計の完成品
と、クロノメーターはムーブメント、マスタークロノメーターは時計全体をテストされます。
チューダーがマスタークロノメーター認定を受けるためにクリアした6つの前提条件およびテストの項目
・スイスメイド
・スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)による認定
・2つの異なる温度下、6つの姿勢差、そして2つの異なるパワーリザーブ残量状態(100%および33%)での精度テスト
・15,000ガウスの高磁場環境下でのスムーズな動作確認およびその後の精度テスト
・200m (660フィート)防水
・65時間または70時間のパワーリザーブ
現在、マスタークロノメーター認定を受けたモデルは以下の5モデルとなっています!
★ブラックベイ セラミック(MT5602-1U)
★ブラックベイ セラミックブルー(MT5602-1U)
★ブラックベイ(バーガンディ)(MT5602-U)
★ブラックベイ(ブラック)(MT5602-U)
★ブラックベイ58 GMT(MT5450-U)
チューダーは近い将来すべての時計をMETAS認定のマスタークロノメーターモデルにすることを目標としています!
どのモデルも大変お問い合わせが多いモデルとなっております!ぜひ、店頭へお越しくださいませ!
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