24.03.23
WATCH
オーバーホールの重要性✨
皆さんこんにちは!!
時計を長くご愛用いただくうえでかかせないのがオーバーホールです。
車と同じで時計もメンテナンスが必要です。
今お使いの時計は何年お使いでしょうか?
今お使いの時計はオーバーホールしていますか?
昔使っていた止まっている時計はありませんか?
今日は、オーバーホールはなぜ必要なのかをご紹介させていただきます!!
【オーバーホールとは】
オーバーホールとは、言い換えると分解掃除です。
時計の内部の機械をパーツごとに順番に分解
→洗浄
→摩耗しているパーツを交換
→再度パーツごとに組み立て
→潤滑油を注す
→精度を調整する
という流れの作業になります。
機械式時計はもちろんのこと、クオーツ(電池)時計にもオーバーホールは必要な作業になります。
クオーツ時計にも歯車に潤滑油が注されていて、針を動かしているからです。
【なぜオーバーホールは必要のなのか?】
時計には、歯車同士をスムーズに動かすために、パーツごとに潤滑油が注されております。
潤滑油は一生使えるものではなく、3~5年ほどで乾いてしまいます。
乾いてしまいますと、パーツ同士がスムーズに動かなくなり、摩耗して削れたり、上手く歯車が回らなくなり、止まってしまいます。
また、潤滑油が汚れたり、時間の経過とともに潤滑油が固着してしまいます。
そのため、オーバーホールが必要になります。
また、潤滑油は使用品頻度に関わらず、3〜5年ほどで乾いてしまうため、あまり使わなかったからと言ってオーバーホール時期が延びるわけではありません。
【オーバーホールをしないと起こること】
オーバーホールをしないと、潤滑油が乾き、内部パーツが錆びます。
錆びることで錆びたパーツだけでなく、他のパーツにも支障が出て交換パーツが増えて、オーバーホール料金が高くなる可能性があります。
また、防水パッキンは時の経過と共に劣化し、防水機能が低下していきます。
防水パッキンは主に、裏蓋やリューズ以外にもガラスとケースの間にも使われており、長期間オーバーホールをしないと、そこから水や湿気が入ってしまう可能性があります。
【オーバーホールの目安】
購入いただいてから、約3年〜5年以上経過している時計はオーバーホールの目安になります。
使用頻度は関係しておりません。
それに加えて、歩度測定器で測定し、時計の動きを確認するのも一つですね!
時計の秒針が遅れ出してくると、オーバーホールのサインかもしれません。
もしお持ちのお時計で気になることなどあれば一度店頭にお持ちください。
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